――2023年は多くのイベントに出演し、この夏もお忙しかったようですね。
「そうなんですよ、おかげさまで。コロナ禍を経て今年はライブイベントが復活してきまして、いろいろなところで歌う機会をいただけています」
――生活的な日常だけでなく、アーティストとしての日常も戻ってきたのですね。
「私たちアーティストにとって、歌える場所がある、聴きに来てくださる方がいるというのは本当にありがたいことなんですよね。久々に声出しが解禁されてたくさんの歓声を浴びると、ものすごく感動したりもします」
――そして、2023年9月20日には3rdアルバム『バートレット』が発売されます。“人生”をテーマにした2ndアルバム『結晶』リリースから約1年、環境や心境などなにか変化はありましたか?
「“人生”を歌ったその次に、私はなにを書きたいんだろう、どういうことを伝えたいんだろう、自分が好きなものはなんだろう、ということを考えるために自分と向き合う時間が増えて。そうして行き着いたのが、『バートレット』というタイトルだったんです」
――ハナフサさんはバートレット=西洋梨好き、緑好きで、9月の誕生果・バートレットの果物言葉は“変わらぬ心”。自分に正直に好きなものを詰め込んだ作品であるわけですね。
「まさにそうです。生きていればいろいろな挑戦をするけど、それでも変わらない“好き”がきっと誰にでもあって。私がその“好き”を正直に表現することで、『バートレット』という作品を聴いてくれる人たちも素直に生きることができたらいいな、ということも思っていました」
――オトナになると、周りの目を気にして好きなものを「好き」と正直に言えなかったりすることもありますもんね。
「そう、「好き」って言うのって簡単なようで難しいじゃないですか。自分が「好き」って伝えたら迷惑になってしまうんじゃないか、って遠慮してしまうこともあったりするし。でも、アルバムを作るにあたって自分が好きなこと、やりたいことを正直に伝えないと、全力で向き合ってくれている制作チーム全員に逆に失礼なんじゃないか、と思うようになって。自分の想いをちゃんと言葉にして伝える、それって本当に大事なことなんですよね」
――お洋服や耳飾り、ネイルなど大好きなグリーンカラーをまとって歌うハナフサさんの姿がとてもいきいきとして素敵な「プリムラ」のMVにも、そうしたポジティブマインドが表れています。
「たくさんのグリーンカラーの衣装を用意していただきまして、その中から特にお気に入りの数着をMV撮影やジャケット撮影用に選んで。好きな色を身につけると自然と力が湧いてくるな、とあらためて思いました」
――その「プリムラ」は、“青春のはじまりと悲しみ”“青春の恋”というプリムラの花言葉そのまま、爽やかさと切なさが同居していますね。
「「曲は明るいけど歌詞の内容はちょっと切ないっていう。そのときに読んでいたマンガの主人公をイメージしてもともとはバラードを書いたんですけど、歌詞や世界観はそのままに今の形に変えたんですよ」
――奏功したのでしょう、『バートレット』の幕開けを飾るに相応しいナンバーです。
「自分の中で大事にしたい芯の部分はそのままに、そのほかのところはいろいろな人の意見を聞いて、自分だけでは見つけられないベストを模索したい、という想いがあって。結果、「プリムラ」はきっとみなさんの頭の中でループするようなインパクトのあるサビにできたと思うし、『バートレット』の1曲目に相応しい曲になりました。ちなみに、最初バラードとして書いたときは哀しい曲をイメージしていたんですけど、直接的ではない言葉で哀しみを表現したいなと。名前の響きはかわいらしい反面、冬にも夏にもあまり強くないという、“青春の恋”にも通ずる切なさがある「プリムラ」というタイトルにしました」
――“青春の恋”や花、歌詞に出てくる“花火”など、美しくて儚いものたち、その刹那的な輝きにどうしたって心が動きます。そんな「プリムラ」には情景がリアルに浮かぶフレーズがちりばめられていますが、過去の記憶や体験なども重ねながら書いた歌詞でもあるのでしょうか。
「そういうところはあります。<あの日君が弾いていた ギターは難しくて 指が痛くなってすぐ 投げ出したね>のところなんかは、恋人と一緒にギターを弾いた思い出は一切ないんですけど(笑)、ギターを弾き始めた小学生のころ指が痛くて苦労したことを思い出しながら、もし好きな人にギターを教えてもらっていて、今は一緒にいなくてもそのとき覚えたコードがあったとしたら甘酸っぱいな、と想いを巡らせながら歌詞を書きました。あと、車で移動することが多いので、車に乗っていて感じることや見かける景色は、「プリムラ」の歌詞に投影されています」
――普段から、目にしたことや感じたこと、頭に浮かんだ言葉など、メモをとるようにしていたりもしますか。
「メモはしますね。昔はメモ帳を持ち歩いて、なにか浮かんだらすぐにそれを書いていたんですけど、ある日そのメモ帳が行方不明になってしまいまして(苦笑)。それ以来、スマホのメモ帳に書き込むようにしています」
――バックアップもできますし、安心ですね。それにしても、ハナフサさんの書く歌詞は共感を呼ぶな、気持ちが重なってしまうな、とあらためて思います。
「ありがとうございます、嬉しいです。青春ものの作品を観たり読んだりしていると、影響されてちょっとクサい描写をしてしまったりもするんですけど(苦笑)。なにかに触れて自分の中に湧き上がってきた感情は、大切にしているつもりです」
――それは、表現者としてとても大事なことですよね。「プリムラ」に続く「好きなこと好きなだけ」は、エモーショナルなナンバー。<あなたが好きなエアジョーダン>も<私の好きな「Prelude」>もそれぞれ<好きなこと好きなだけ>追いかけていいというメッセージ、アルバムの精神性を宿したタイトルは、背中を押してくれます。
「やっぱりシンプルなタイトルでいこう、とあれこれ悩んだ末に思いまして。「好きなことを好きなだけ」追い求めるためには果たすべきことを果たさなきゃいけないし、それは簡単なことじゃない、というのは重々承知の上で、私自身<心に身体に正直でいたい>し、誰もが好きなことを奪われないでいてほしい、という願いも込めました。締切ギリギリにすべり込みで曲を作って、そこからNIKEさんの“エアジョーダン”とMr.Childrenさんの“「Prelude」”の使用許可をいただくことになったので、スタッフの方をヒヤヒヤさせてしまったりはしたんですけど(苦笑)」
――でも、どちらも快諾していただけたんですよね。
「はい、ありがたいことに。飛び上がるほど嬉しくて、昔から大好きなMr.Childrenさんの「Prelude」、使用許諾をいただいてから100回は聴いています(笑)」
――自分の気持ちに正直に「好き」を示すと素敵なことが起きる、ということを体現してしまいましたね。
「日々楽しいことやいいことばかりではないけど、貫いていれば自分の「好き」が届くこともあったりする。いやぁ、奇跡みたいなことって起きるんですよね」
――「好きなこと好きなだけ」、縁起のいい曲でもありますね。「靴ずれ」は、頑張るすべての人に刺さるナンバー。<一歩、一歩、それぞれのペースで進んで><また新しい靴を買ったけど 裸足がいいならそれでもいい>という言葉たちに救われます。
「<裸足がいいならそれでもいい>は、姪っ子を見ていて思ったことなんですよ。公園で一緒に遊んでいたら、「砂が入って痛い」って靴を脱いでしまって。おかげで犬の糞を踏んでしまったりもしつつ(笑)、裸足のまま元気に走り回る姿がめちゃめちゃいきいきしていたんですよね。そういう我慢しなくてもいい痛みとか、捨ててしまえばいいものってあるんだろうな、ということをそのフレーズでは表現したかったんです」
――もし足に合わないなら無理して履こうとしなくてもいいんだ、と目から鱗が落ちたような感覚さえあります。「ボーイフレンド」「プリンセスになって」は、ドラマ『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』(『カラ恋』)の主題歌として先行でデジタルリリースされていましたが、『バートレット』のピースとして大事な役目を担ってもいますね。
「『カラ恋』のために書き下ろした2曲なんですけど、うまくアルバムになじんでくれているな、と思います。“人生の酸いも甘いも”という作品のコンセプト、その両極に当てはまる2曲にもなっていて」
――恋の魔力に取り憑かれてしまったもどかしさを第一声から表現する「ボーイフレンド」が“酸い”なら、ドリーミーな「プリンセスになって」は“甘い”ですね。
「そうです。「ボーイフレンド」は恋に恋する女性を表現したかったので、歌い出しを声にならないようなかすれ声にして。いっぽうの「プリンセスになって」は、自分がこんなにかわいい曲を書けると思っていませんでした(笑)」
――また新たな扉を開けられたのですね。しかも、「プリンセスになって」はただかわいらしいだけでなく、歌詞はものすごく現代的でリアルな視点で描かれていて。そのギャップにも驚かされます。
「誰もが知る夢の国ももちろんいいけど、地域に根ざしたこぢんまりとしたテーマパークにもよさがあるよね、という話をディレクターと話していて。憧れのプリンセスのように王子様と結ばれるのも素敵だけど、身近な温かい恋愛もきっとあるはず。そういう視点で、歌詞を書きました」
――<特別じゃなくていい>し、必死に探し回っているものってただ気づいてないだけで実はすぐそばにあるのかもしれないし。そう思えたら、物事の見方や見え方も変わってきそうです。「ボーイフレンド」「プリンセスになって」と同じく、「赤い糸」もラブソングだと思うのですが、こちらは切なさが際立ちますね。
「「赤い糸」は3年前くらいに作ったんですけど、今回、制作チームのみなさんに推していただいてアルバムに入ることになりました。ものすごく好きになった人との別れが辛くて苦しくて痛くて、<もし運命の人ならいつかまた会える日が来る>っていう希望にすがっているっていう。それでいて昭和感のあるポップなアレンジをしているっていうちぐはぐ感が、じわじわクセになる曲でもあります」
――「プリンセスになって」にしても然り、前作『結晶』に収録の「メリーゴーランド」も確かそうだったと記憶しているのですが、ハナフサさんの曲調と歌詞のギャップ曲、中毒性が高いです。「あいたい」は、前作『結晶』に収録の「話をしようよ」と同じく、コロナ禍の実体験から生まれたそうで。閉塞感や不安感の中で“表現”し続けていくことに苦悩しながらの、それでも<あいたい>という願い、<どんな困難だって 乗り越えてゆけるとこの声を捧げよう>という誓い。胸に響きます。
「コロナ禍でデビューして、なかなか思うように活動ができなかった期間、やっぱり焦りやもどかしさがすごくあって。ようやく日常が戻ってきた今、大事な人たちに<あいたい>し、これから先どんなことが起きても離れずに一緒に歩いていきたい。アーティストとして活動できることに感謝しながら、心からそう思います」
「それを受け容れるのか、なんとか抗おうと闘うのか、それは人それぞれ。どんな曲も最後は光射すようなものにしたい、というのが私の想いなんですけど、「メリーゴーランド」に関しては敢えて光を見出さないまま終わらせました」
――「ハコニワ」は、<窮屈で退屈な箱庭>=で自分を押し殺して生きること、日常の<不条理>に抗おうとする力強さを感じます。
「確かに、『バートレット』の中でこの曲が一番強めなことを言っていて。なかなか突き刺すようなフレーズもあるんですよね」
――曲調としてはオシャレでジャジーで、これもまたいい意味でちぐはぐ感が印象的なギャップ曲です。
「そう、ひとりでギター弾き語りをしたデモ段階では歌もメロディも演奏もメッセージも全部強かったんですけど、オシャレでジャジーなアレンジにした結果、これも絶妙なちぐはぐ感のある曲になりました」
――<君>よ羽ばたけと鼓舞する「Farfalla」、<誰より頑張ってきたこと 今も頑張ってること私は知ってる>と優しく寄り添う「レター」は、どちらも応援する歌ですね。
「Farfalla=蝶のように空高く羽ばたいてほしいというメッセージがたくさんの人に届くといいな、応援したいな、と思って歌ったのが「Farfalla」なんですけど、「レター」はある友人に向けた応援歌なんですよ」
――<投げ出していいよ 弱くていいよ><逃げたっていい>。こういう言葉も、人生には必要です。
「頑張り続けるってすごくしんどいし、時には骨休めしないと壊れちゃいますから。<生きてる>だけでいい、私はあなたが<生きてる>だけで嬉しいし幸せなんだ、って思ってくれる人がきっとあなたのそばにもいるはず。そっと寄り添えるような歌になっていたらいいな、と思います」
――最後を飾るのは、「僕のストーリー」。<これでいいのか? それでいいのか? 確かめながら進んでゆく>のが人生。たくさん悩むし躓くこともありますけど……。
「本当に、人生ってわからなくなることばっかりですよね(苦笑)。周りから見たら恵まれている環境に置かれていても、迷ったり苦しくなったりすることってきっとあるし、自分だけじゃなくてみなさんがそれぞれの場所で<嫌になることもある>んだろうな、って」
――でも、<誰かじゃなくて僕が僕を好きになれる日がくるまで><カットがかかったままの映画の続きを 探しにいこう 描きにいこう 主人公は僕だから。>という言葉たちに、希望を見出すことができます。
「誰かに褒めてもらうとかではなく、自分で自分を認めてあげて好きになるってなかなか難しいことではあるんですけど。たとえば爪がきれいとか、そういう小さなことでも自分の好きな部分を見つけられたら、それって大きな一歩だと思うんですよね。人生は一度きり、その主人公は自分。自分次第で物語を紡いでいけるんだよ、って自分自身にも聴いてくれる人にも歌っています。「僕のストーリー」は「靴ずれ」と同じくアルバム制作の最初のほうにできた曲なんですけど、アレンジが決まってレコーディングしてみたら、最後に持ってくるべき存在感を放ってくれました」
――「プリムラ」に始まり「僕のストーリー」で締めくくられる『バートレット』。さまざまな色彩をたたえながらも、1本筋の通った作品になっているようにも思いますが、ハナフサさんが完成した作品に対して思うこと、今作での見つけものは?
「あらためて自分に向き合いながら制作をする中で、自分はやっぱりこれが好きなんだ、それを表現することがこの作品を届ける上での自信につながるんだ、っていうことに気づけたんですよね。そのおかげなのか、ヘアメイクさんやカメラマンさんなどずっとお世話になっている方たちに「なんか変わったね」と言っていただけるようになって。なにかに気を遣ったり遠慮したりせず、はっきりと自分を伝えることってこんなに大事なんだ、ということを知れた作品でもあります」
――『バートレット』は、これまでに増してハナフサさんらしい作品となったのですね。
「そうですね、本当に私らしいアルバムになりました」
――11月には、東名阪を巡る『ハナフサマユ メジャー3rd.アルバム 「バートレット」リリースツアー ~酸いも甘いも~』が開催されます。どんなツアーにしたいと考えていますか?
「愛知県のSPADEBOXさんはずっとお世話になっているんですけど、大阪の高槻城公園芸術文化劇場太陽ファルマテックホール、東京のSHIBUYA PLEASURE PLEASUREは自分にとって初めての会場で、ホールワンマンというひとつの夢が叶うんですよ。でも、そこに立てたらゴールではないので。『バートレット』の収録曲たちがみなさんの心に届くように、ライブだからこその感動をもたらすことができるようなツアーにしたいと思っています」
※ ハナフサマユ 公式HP
※ 徳間ジャパン ハナフサマユInformation
リリース情報!
3rd ALBUM『バートレット』
9月20日(水)発売
TKCA-75167 価格:2,600円(税込)
楽曲配信→コチラ
※9月6日からM1.「プリムラ」楽曲先行配信スタート
<収録楽曲>
M1. プリムラ
M2. 好きなこと好きなだけ
M3. 靴ずれ
M4. ボーイフレンド
M5. あいたい
M6. ハコニワ
M7. Farfalla
M8. 赤い糸
M9. プリンセスになって
M10. レター
M11. 僕のストーリー
ツアー情報!
■「ハナフサマユ メジャー3rd.アルバム「バートレット」リリースツアー ~酸いも甘いも~」
[愛知] SPADEBOX
11月10日(金)OPEN18:45 / START19:30
[大阪] 高槻城公園芸術文化劇場太陽ファルマテックホール
11月15日(水)OPEN18:00 / START19:00
[東京] SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
11月20日(月)OPEN18:30 / START19:30
<Profile>
歌が居場所大阪府高槻市出身、在住。ギター弾き語りシンガーソングライター。
自分の想いを言葉にして伝えることが苦手だった小学生の頃、映画「タイヨウのうた」に感銘を受け、曲を作るようになる。オリジナル曲は400曲をこえる。基本的にはドライな性格でめんどくさがりだが、ステージに立つ時だけは輝いていたいと曲に込めた熱い想いを歌っている、超が付くほどの晴れ女(野外イベント出演オファーお待ちしております!)
2017年(大学3回生)より本格的にライブ活動をスタートさせる。年間300ステージ以上をこなし、2019年11月には3大都市ライブツアーを敢行。ツアーファイナルとなる大阪公演@アメリカ村BIGCATを成功させ、2020年9月にミニアルバム『callforlove』で徳間ジャパンよりメジャーデビュー。
2021年夏、アーティスト表記をカタカナで“ハナフサマユ”としてイメージを一新 !同年10月には待望のメジャー1stフルアルバム『Blue×Yellow』(ブルーアンドイエロー)をリリース。収録楽曲「大丈夫」が関西AMラジオ5局がパワープッシュするA₋Musicに決定し、全国各局パワープレイにも選出。それ他の収録楽曲も民放TV各局の人気番組エンディングテーマに起用される。更に、同年秋に作詞作曲・歌唱した「感謝の手紙」が「2021年度全国カラオケ事業者協会主催「カラオケ文化の日」医療従事者チャリティー事業」における医療従事者支援ソングに抜擢され、全国のカラオケ店やbayfmをはじめとする全国ラジオ局にてパワープッシュされ大きな反響を得る。
2022年3月にABCテレビにて放送されたスペシャルドラマ「今夜、わたしはカラダで恋をする。」(通称「カラ恋」)で初のドラマ主題歌に大抜擢。同ドラマはTverでABCテレビ最高視聴数を記録した話題作。ドラマ主題歌3曲を収録したデジタルシングル「アネモネの果て」をリリースする。同年10月19日にはメジャー2ndアルバム『結晶』をリリース。日本テレビ系「バズリズム02」11月度エンディングテーマ(M9.「話しをしようよ」)に抜擢され、スタジオ歌唱出演も果たす。また、M1.「この美しい世界で」がABCテレビ10月度ピックアップアーティストに選出され、多数の全国ラジオ局パワープレイ獲得や30局を超えるラジオ番組へのコメント出演等を行う。更に、同年には地元高槻市の定住促進プロモーション事業「MyLife,MoreLife.」のPR楽曲を作詞作曲・歌唱を担当し、話題を呼ぶ。
2023年2月にABCテレビ/ABEMAで放送されるスペシャルドラマ「今夜、わたしはカラダで恋をする。Seson2」主題歌を2話担当することが決定。そのドラマ主題歌2曲(「ボーイフレンド」「プリンセスになって」)を其々デジタルシングルとしてリリース。5月31日には2023年第3弾デジタルシングル「あいたい」をリリース。各配信キャリアの公式プレイリスへ多数選定されるなど、今大注目の実力派シンガーソングライター。