OMEGA X初来日公演『OMEGA X JAPAN 1st TOUR「Stand up!」』を
日本のファンで超満員となった豊洲PITにて開催!



 8月24日リリースのミニアルバム『Stand up!』で待望の日本デビューを果たしたOMEGA Xが、日本での初ツアー『OMEGA X JAPAN 1st TOUR「Stand up!」』を開催。ここでは、8月30日に豊洲PITにて行われた東京公演の模様をお伝えする。

OMEGA Xは、2021年6月に韓国でデビューした11人のボーイズグループ。韓国内でリリースした作品が次々とヒット、2022年1月には『第31回ソウルミュージックアワード』(ソウル歌謡大賞)にて新人賞を受賞するなど、破竹の勢いを見せるK-POPグループだけあって、場内にはオーディエンスがぎっしり。待望の1曲目は、グループ名を堂々冠した「OMEGA X(JP ver.)」だ。ブラックの衣装に身を包んだ11人、そのパワフルでダイナミックなパフォーマンスは圧倒的で、曲終わりに巻き起こったFOR X(OMEGA Xファンの呼称)の大きな拍手から、興奮と感動が伝わってくる。


「みんな、お待たせしました! やっと、やっと日本に来られました」
「僕たちがデビューから大切にしてきた「OMEGA X」のJAPAN バージョン、どうでした? かっこよかったですか?」
「今から短い時間ではありますが、FOR Xのみんなと最高のライブを楽しみたいと思います!」
「みんな楽しむ準備はできてますか?」
「みんなの最高の笑顔、マスク越しでも見えてますよ!」
「今はまだまだコロナが大変な状況ですが、僕たちはみんなに会うためにどうしても日本に来たかったんです!」
「そして、こうしてみなさまに会うことができました 触れ合ったり、大きな声を出したりすることはできないけど、みんなの気持ちはすでに感じてます!」
「だからみなさま、自由な形で楽しんでもらえたらうれしいです。あ、そうそう、今回特別に撮影ALL OKの曲もあります!」
「ライブを楽しみでくれるのはもちろんだけど、僕たちの記念すべき初ライブをみんなのスマホで記録してもらえたら嬉しいです」 「今回は、昨年6月にデビューしてからリリースしてきた曲はもちろん、日本のデビューアルバム『Stand up!』の曲、さらに6月15日にカムバックしてリリースした韓国のフルアルバムまで、OMEGA Xをすべてお届けしたいと思います!」
「それでは盛り上がる準備はいいですか?」
順繰り、日本語で流暢に挨拶にしていく11人。歌やダンスだけでなく、日本語の勉強もたくさんしてきてくれたことがよくわかる。

全員でタイトルコールしたのは「VAMOS」。強烈なビートにラテンテイストが絡むナンバーに、挑発的な表情やかけ声がよく映える。「LOVE ME LIKE」にしても然り、全員がまるでセンターのような“華”があるな、とも思う。「すきぴ」「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」など日本の流行り言葉や某芸人のギャグを自己紹介に取り入れたメンバーがいたり、「みなさんにいい思い出をプレゼントしたいです」と言って客席にウェーブを起こしたり、米津玄師はじめ日本人アーティストの歌をアカペラで歌ったり。日本のファンに楽しんでもらいたい、という気持ちも嬉しい。かけ合いトークが止まらないMCから一転、ヒップホップナンバー「WHAT's GOIN' ON」ではやっぱりカリスマティックな姿を見せる11人。そのギャップにも、惹かれてしまう。日本でのライブに向けた練習風景を収めた幕間映像に続いて、白シャツにグレーのチェックパンツという制服風コーデにお召し替えしたメンバーが登場。『Stand up!』に収録のサマーチューン「Stand up!」、キャッチーな「luv ’em」、予告通りこの2曲はなんとすべてスマホ撮影OKに!メンバーの生の躍動、弾ける笑顔を記録することができたFOR X、だいぶラッキーだ。

「あらためて、日本でのデビューを待ってくれていたみなさん、本当にありがとう!今回のアルバムプロモーションのため、実は僕たちはアルバム発売の翌日、8月25日から日本に来ています。あまり自由な時間はないのですが、日本に来てからの写真をメンバー同士でいっぱい撮影しました。普段だったらSNSに先にあげるんだけど、今回は会場に来てくれたみなさまに、特別にいち早く僕たちの日本でのオフショットをお見せします」中でも日本語の得意なセビンの言葉から、数々の写真がスクリーンに映し出されていく。限られた時間の中でも日本滞在を楽しんでいる様子やメンバーの仲の良さが伝わってきて、なんだかほっこり。 「次の曲は、日本プロデューサーのASHさんが、「「Stand up!」だけじゃなく、別にミュージックビデオ作ってもいいんじゃない?」と言ってくれた自信作で、最高のバラード作品です」そう前置きしたのは、『Stand up!』に収録の「i’m sorry」だ。ライティングはごくシンプルで、ハンドマイクを手に横1列に並び、ていねいに歌声をつないで重ねていく、あまりにも切ないラブソング。彼らの歌声があれば、ほかにはなにも要らない。すると、『Stand up!』をプロデュースしたASHが花束を持って歌いながらサプライズ登場。メンバーと一緒にお茶目なダンスを披露するという一幕も。「ファンのみなさん、OMEGA Xを世界で闘えるグループに育てていってください!」というメッセージには、OMEGA Xに対しての期待度の高さがうかがえた。

両手をひらひらさせる振付はどうしたってマネしたくなる「Drive」に、11人がステージの右から左まで大移動しながら歌い、FOR Xに笑顔で手を振った「#BRB」。気づけば終わってしまった本編。楽しい時間が過ぎるのは、あっという間だ。FOR Xがかけ声の代わりに大きな手拍子でメンバーを迎えたアンコールは、エネルギッシュで賑やかな「PLAY DOUM」でスタート。FOR X を巻き込んで「PLAY DOUM」のTikTok動画撮影を行ったあとは、「ALL ABOUT U」で甘く切ない歌声を響かせて、ひとりひとりがFOR Xへ届けたメッセージには、ありったけの愛と感謝が詰まっていた。「本当にみんなありがとう! このあと、ラテンアメリカとアメリカツアーに行ってきます。よりパワーアップして日本に戻ってくることを楽しみにしていてください」そう約束して、「FOR BABY」へ。フロアを奥まで見渡して歌いながら、メンバー同士寄り添ったり、笑い合ったり。格別な幸福感が、そこにはあった。

ギリシャ文字最後の“OMEGA(Ω)”は新しい始まりと夢を、“X”は無限の愛と希望を象徴しているというグループ名。11の眩い輝きとその無敵な一体感を武器に、OMEGA X大躍進の予感だ。

TEXT:杉江優花
PHOTO:森久 「Stand up!」

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OMEGA X JAPAN DEBUT特設サイト

徳間ジャパンコミュニケーションズ公式アーティストページ

【ライブ情報】
2022年JAPAN FIRST TOUR 来日公演情報
2022年8月30日(火)東京 豊洲PIT
2022年9月1日(木)大阪 なんばHatch

【リリースイベント】
2022年9月3日(土)あべのキューズモール
①12:00~/②16:00~

2022年9月4日(日)阪急西宮ガーデンズ 
①12:00~/②16:00~ -画像ギャラリー-